今年1月からブラジル進出を決め、色んな手続きを得て、その中で立ちはだかった難関のRADAR(ハダール)。

先週末は、ついにブラジル スタッフから嬉しいニュースが飛び込む。

先週末は、本社近隣の農業水路の清掃デー。田植えシーズン前にして毎年恒例の清掃。

私が社会に出て翌年の平成8年に建てた今では、ここ本社。27年間続けてきた恒例の清掃も近く道路拡張にともない、これも最後かも・・・。

そして久しぶりにお休みを頂き、息子と共に流行りの「ワイルドスピード」を観に映画館へ。4DXに私の体はスペックオーバーでした。

そんな先週末、ブラジル スタッフから嬉しいニュースが飛び込む。
RADAR(ハダール)
これは、ブラジル国における輸出入業者登録を意味する。
そのRADARには、3パターンが存在する。
Expressa (特急:国有企業等)
Limitada (制限)
Ilimitada (無制限)
要は、ブラジルでビジネスをする際、その登録如何によって輸入額に制限が加わる。
もしも、どこかで、このブログを見ていてブラジル進出を考えている方がいるなら、ハダールのハードルは高いと思って頂いた方が良いと思う。資産や資本、営業に関わる様々なものを問われる。
Expressaは国営企業や上場企業並みの会社じゃないと無理。
Limitadaだと、半年間で輸入できる額は小さくビジネスにならない。
そして1月から約5ケ月間、Ilimitada (無制限)の権利を得るために、何度も何度もトライする。ブラジルのスタッフは何度も弁護士の元へ相談へ行き、何度も追加書類の提出を求められたり、また審査機関の担当者が変わるたびに、話が変化していく。
事前に得ていた内容と実際の手続きには乖離があり、ブラジルのスタッフや手続きをサポートしてくれた弁護士も混迷を極めていく。彼らは言葉には出さないが、その権利を得るのはハードルが高く感じた。
ただ、決めた以上、諦めるわけにはいかない。ブラジルのスタッフへも電話で声をかける。
そして、6月3日 朝、Ilimitada (無制限)の権利を得たと電話が。
得られた瞬間、ブラジルのスタッフも、その道のりや様々な思いから涙が出たと・・・。
今後、絶対に忘れることのない、とても良いニュースを受けた週末でした。

最後に1枚。ご遠方より、グラントゥーリズモでタイヤ交換にご来社頂き、ありがとうございました。このタイヤのホワイトレターは特殊なプリンターで印刷。色は変わっても剥がれることは、まずないですよ。
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